シラノールについて

シラノールは、シャネル、エリザベスアーデン、ランコム、カリタ、クラランス、イブサンローランなどの
ブランドメーカーが用いている原料で、日本のメーカーはまだ用いてません。

シラノールって何ですか?

活性(有機)ケイ素誘導体のことです。
シラノール構造をもつ水酸基集団であることから代表的な特徴の1つは保湿力です。
従来の古典的なエキス酸などの吸湿性保湿剤は表層のみの水和剤で、保湿の持続性はあまりありません。
シラノールは、水を水素結合によって固定する、という生物学的保湿剤であることから、その保湿力はとても高く、長時間持続します。
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ケイ素って何ですか?

ケイ素は、地球上で酸素についで多量に存在し、植物や人間など動物にも存在する絶望的に必要な(必須な)元素です。必須な元素であることが分かったのは1970年代のことです。
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ケイ素を物理学的、化学的にみると・・・・

近年、ケイ素の物理学、化学的研究がなされ、産業に利用されるようになったのが、ケイ素化合物のシリコーンです。シリコーンは、1980年代から、化粧品に油剤、披膜形成剤、界面活性剤などとして使われるようになり、今日では欠かせない原料ですが、それはシリコーンが化学的に不活性で、生物学的に作用がないことを利用するものです。
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ケイ素の生物学的な大発見

1970年代まで、ケイ素は生物学において、ほとんど未知の物質でしたが、1970年代になって極めて重要な、生体におけるケイ素の生理活性についての報告がなされたのです。

ヒヨコの成長に関するケイ素の作用についての実験で、ケイ素不足のヒヨコの成長は貧弱で、水分量が35%と異常に少なく、それは、グリコサミノグルカン(ヒアルロン酸やコンドロイチン)やコラーゲン合量の低さが原因であると分かったのです。ケイ素を増強したヒヨコの成長は良く、グリコサミノグルカン(ヒアルロン酸やコンドロイチンなど)やコラーゲンは増加していて、水分量も多かったことから、ケイ素が生体の成長や活性に絶対不可欠(必須)な元素であることが分かり、ケイ素の生物学的研究が一気に伸展したのです。

ケイ素は全ての結合組織中にあって、皮膚組織でのケイ素の減少は、皮膚の老化と密接に関係していること。ケイ素はコラーゲンや、特にグリコサミノグルカン(ヒアルロン酸やコンドロイチンなど)を構成している物質であり、コラーゲンやグリコサミノグルカンの補給によって老徴のかなりの部分が改善されることから、生物の生長も老化もケイ素の影響を受けていることが分かったのです。
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活性ケイ素誘導体の創造(シラノール)=EXSYMOL社(モナコ)

生物学的に生理活性作用があり、代謝可能で、安定なケイ素誘導体を創り出すのは大変な困難があったようです。シリコーンには生物学的な生理活性作用がないので老化防止には使えず、鉱物性ケイ素は化粧品には応用できません。困難を乗り越え、皮膚からの吸収が確認されたシラノールには種々の安定剤が補足され、特異的な化粧品活性が付与されています。いくつかのシラノールがあります。
ヒアルロン酸によって安定化されたシラノールは最善の保湿剤です。
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医薬品としてのシラノール

特許の医薬品としてのシラノールは、素晴らしい生体適合性を示し、23年以上にわたり、約100万人に対して経口、注射によって投与された2000万個のサンプルにおいて、有害な作用は、全く報告されておりません。
化粧品原料としても、毒性、皮膚刺激性、粘膜刺激性、アレルギー性は極めて低く、安全性の高い原料である、とされています。
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化粧品におけるシラノール

  • シラノールは、活性(有機)ケイ素誘導体(体内でケイ素になる)です。
  • シラノールは、皮膚から吸収されます。
  • シラノールは、皮膚の老化に対抗し、皮膚組織の改造、再生の目的で応用するのに適した形になっており、特に皮膚に有機ケイ素(生物学的に利用できるケイ素)を供給します。
  • ケイ素は、コラーゲン、エラスチン、グリコサミノグルカン(ヒアルロン酸、コンドロイチンなど)を構造する成分で、 それらの合成や安全性にかかわっています。
  • シラノールは、細胞伝達にかかわるため、皮膚に深く浸透させなくても、皮膚代謝を刺激し正常化できます。
以上の事から、シラノールの機能的活性は、

1.老化防止作用

  1. 引き締め(タルミの防止)
  2. 抗フリーラジカル
    シラノールは細胞膜の再組織化を促進するため、細胞膜を活性酸素の攻撃から守り、老化による影響を受けにくくします。
  3. シワ防止
  4. 抗グリケーション
    コラーゲンは老化によりグリケーション(網状化)を起しますが、これを正常に保ちます。
    更年期前後の女性に多いです。

2. 生物学的保湿

  1. 水を水素結合によって固定する、という生物学的保湿剤であるため、従来のエキス類などの古典的保湿剤に比べその保湿力は非常に高く、長時間持続します。(柔軟性、弾力性を高める)
  2. 保湿マトリックス(基盤)を構成するコラーゲン、エクスチン、グリコサミノグルカン(ヒアルロン酸、コンドロイチンなど)を正常化することにより、強力な保湿を実現します。

3. 限定的活性

シラノールは変化変性、老化などを恒常性を失った組織機能にのみ正常化の活性を発現し、若い細胞の分裂速度を制限するような不必要な活性は示しません。

4. 安定化のために補足される成分の効果

シラノールには安定化のために補足される成分があり、シラノールと安定化剤は相乗効果を示すさまざまな安定化剤があります。

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